サトウハチロー 「美しく 自分を 染め上げてください」
赤ちゃんのときは白 誰でも白 どんな人でも白
からだや心が そだっていくのといっしょに
その白を 美しく染めていく 染めあげていく
毎朝 目がさめたら きょうも一日
ウソのない生活を おくりたいと祈る
夜 眠るときに ふりかえって
その通りだったらありがとうとつぶやく
ひとにはやさしく 自分にはきびしく
これをつづけると 白はすばらしい色になる
ひとをいたわり 自分をきたえる
これが重なると 輝きのある色になる
なにもかも忘れて ひとのために働く
汗はキモチよく蒸発し くたびれも よろこびとなる
こんな日のひぐれには 母の言葉が耳にすきとおり
父の顔が目の中で ゴムマリみたいに はずむ
生まれてきたからには よき方向へすすめ
からだや心を大きくするには よき道をえらべ
横道はごめんだ おことわりだ
いそがずに ちゃくちゃくと
自分で自分を
美しく より美しく 染めあげて下さい
息子の授業参観で、この詩が題材となっていました
今まで聞いたことがあったかもしれませんが、初めて聞いたように聞き入りました
この詩を聞いた後、子供たちは、今の自分はどんな色？ 今の気持ちを色で表してみよう！といったワークに取り組んでおられました
今、私の立場でこの詩を読み、自分は何色になっているかな？と考えました
子供らにとってこの詩は難しいと感じるのだろうか？簡単な詩と感じるのだろうか？
大人になって、子供が体験している一つ一つの体験を見たり聞いたりしていると、
「どんな思いで経験しているのか？自分ならどう感じるのか？子供の時どう感じたのか？」と思いを馳せるようになりました
面白さもあり、年を取ったなと悲しくも感じる瞬間です
こういう経験って年をとってからすることっていいことなんですかね～？
子供時代の「体験」が成長に及ぼす効果とは…文科省調査 | リセマム (resemom.jp)
大人になった今、心から感動する体験をする方法とは?子ども時代の感動をもう1度味わう考え方 | Blue Rat Web (brweb.jp)
勉強になりました！！
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